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フランネルフラワー
写真「フランネルフラワーの花」
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 フランネルフラワーとは
 フランネルフラワーは、柔らかな質感の白い花びらが、独特の雰囲気をかもし出す美しい花を咲かせる。
切花としてよく知られているが、栽培のやさしい園芸品種が作られてから鉢花として流通するようになった。
栽培のやさしい鉢花といっても、初心者向きではないと思われる。
名 前  フランネルフラワー
類 別  セリ科 [Apiaceae]
 アクチノータス属 [Actinotus]
学 名  Actinotus helianthi
性 質  半耐寒性   多年草   常緑
原産地  オーストラリア
用 途  鉢植え
庭植えには向いていないとされる。
白い花びらの先端に、ほんのり緑色が染められている。
草丈は20~40cmほどで、シルバーがかった緑色の葉も雰囲気がある。
(葉の表面に細かい毛が生えている。)
株は自然とこんもりまとまる。
原種は園芸品種よりも背が高くなる。
開花時期
【3月 ~ 11月】
 名前の由来
フランネルフラワー  - 和名
葉と花びらが、フランネルの様な感触でふんわり柔らかいから。
個人的な想像によるコメント。
フランネルという言葉は、すでに日本語になっている感があるが、綿で作られた布の一種で、ふんわりしている。
写真「フランネルフラワーの蕾」 写真「フランネルフラワーの葉」
 フランネルフラワーの栽培
 鉢植え栽培用に改良されたものなので、基本的には鉢植えが推奨されている。
雨に濡れるのを嫌う。
 多年草で、手入れをすれば毎年よく花を咲かせるというが、初心者には少しハードルが高いと思われる。
場 所
日当たりのよい場所。
日当りが悪いと間延びして、花つきが悪くなる。
雨に当てないようにする。
【冬】
 霜が当たらない場所に置く。
5℃以上必要。
水やり
表土が乾いたらたっぷり与える。
水切れで少ししんなりしても、水を与えればすぐに回復する。
花柄摘み
咲き終わった花は、花首で切り取る。
早めに取り除く。
フランネルフラワーの花は、古くなると花の中心が茶色くなり、花びらが黄色に変色していく。
さらに時間が経つと、花が閉じて花びらが散り、種ができる。
切り戻し
3月頃に5cmほど切り戻しをする。
株が乱れ、蒸れやすくなるためリフレッシュさせる。
肥 料
固形肥料を3ヵ月に1回程度与える。
開花中、適宜液体肥料を与えてもよい。
植え替え
夏に切り戻しをするタイミングで植え替えをする。
一回り大きな鉢に植え替えると、よく成長する。
用土の例
7: ピートモス
3: 鹿沼土
適量: 緩行性化成肥料
酸性の土を好む。
写真「フランネルフラワーの花」  フランネルフラワー
  フェアリーホワイト

 [Actinotus helianthi L.]
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